しまね和牛肉ブランド確立推進協議会
島根県農業協同組合 畜産部肉牛販売課
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その美しさ、神の国の贈りもの

『しまね和牛肉』の
おいしさを味わう料理のコツ

「しまね和牛」の大きな特徴は最初、口に含んだときのうまさが普通の肉よりも持続するという点です。その風味を失わないでさらに生かすためには、料理法にもちょっとしたこだわりが必要です。まず、肉の持つ風味を損なわないために、「火加減は最初から強火の遠火でじっくりと」が基本です。また、風味と肉の柔らかさを保つために(肉汁が溶け出すのをふせぐため)、塩は最後に振ることです。以上のように肉の持つ自然の味をうまく利用することが、「しまね和牛」のおいしさを味わうコツです。

おすすめ料理

繊細で豊かな味わいで極上の品質『しまね和牛肉』。その魅力を堪能できる代表的な料理を紹介します。

握り寿司

ヘルシーな日本食の代名詞として世界中でブームな「スシ」。一般的な寿司ネタは主に魚介類ですが、脂の風味がよくまろやかで柔らかい口溶けの『しまね和牛肉』なら、上質の「トロ」に匹敵する味わいです。

牛肉のへぎ造り-寿司ネタとして握れる大きさに、斜め薄く、包丁を引くしょうにして切る。盛付け-器に盛り、木の芽をあしらい、酢取りしょうがを添える。

ステーキ

とろけるような食感、甘くてまろやかな香り、食後の何ともいえない幸福感のある『しまね和牛肉』のステーキ。黒毛和牛のお肉でしか味わうことのできない繊細な舌ざわり、口いっぱいに広がる濃厚な味わいは、美食家の舌を魅了する美味しさの秘密の1つです。

焼き方-「和牛を焼くときは常温に戻さない」「塩・こしょうは多め」「下味と筋切りはしっかり」「強火で肉汁を閉じ込める」「焼きすぎ注意! 裏返したらすぐに火を止める」がコツ。

すき焼き

日本料理を代表する「すき焼き」。鎖国が終わった明治時代に洋食が外国から入ってくると同時に大流行した「牛鍋」がルーツと言われています。

関西風-牛肉に砂糖と醤油で味付けをしながら焼き、まず牛肉を味わってから野菜を入れて肉汁にからめ食べる。関東風-あらかじめ作った「割り下」で牛肉を含めたすべての材料を一度に煮て食べる。とき卵をつけるのは同じ。

和風ローストビーフ

オーブンで焼くのではなく、蒸してじっくり味をなじませる、日本独特の調理法で作るローストビーフ。表面は香ばしく焼け、中はきれいなロゼ。心地よい歯ごたえと後味の良さを堪能できます。

フライパンで表面を香ばしく焼き色をつけ、蒸気のたった蒸し器でペーパータオルの「落としぶた」で10分程度蒸すことで味が中までしみ込む。